転職活動で介護職を探している方にとって、求人票は大切な情報源です。
特に、週休二日制と基本給については、働くうえで重要なポイントになります。
週休二日制に関しては、求人票には「完全週休二日制」「週休二日制」という表現で記載されていることが多いです。
ここでは、「完全」という言葉に注目してください。
「完全週休二日制」の場合、毎週必ず二日間休みがあることを意味しています。
一方、「完全」がついていない「週休二日制」の場合、月によって休日数が変わる可能性があることに注意が必要です。
また、休日が固定かどうかも重要で、求人情報には記載されていないこともありますから、面接時に確認するとよいでしょう。
次に、基本給については求人票に明確に記載されていることがほとんどです。
ただし、基本給だけでなく、手当てがどれくらいつくのかも重要です。
介護職では、夜勤手当や資格手当など、さまざまな手当があります。
基本給に加えて、これらの手当も合わせてどの程度の収入になるのかを把握しておくことが大切です。
求人票には必ずしもすべての手当が詳細に記載されているわけではありませんので、不明点があればこちらも面接時に質問することをおすすめします。
また、求人票を見る際には、雇用形態も確認しましょう。
正社員の場合とパート・アルバイトの場合では、週休二日の意味合いが異なったり、基本給の設定が違ったりすることがあります。
雇用形態によっては、求人票で提示された条件が異なる場合もあるため、自分がどのような形で働きたいのかを明確にして、その上で求人情報を精査することが重要です。
求人票は、働く条件を知る第一歩です。
週休二日制と基本給をはじめとした待遇をしっかり把握し、自分にとって最適な介護職を見つけるための参考にしてください。